欧州では単一のお金の構想が1970年頃にはすでに具体的な考えが示されていました。

お金は預けておくほうがいいのか
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ヨーロッパのお金であるユーロの誕生

欧州では単一のお金の構想が1970年頃にはすでに具体的な考えが示されていました。その背景には実体経済の統合と為替市場の安定化があったと考えられています。当初11か国が参加してスタートしたユーロは既に17か国が導入して、EUには27か国が加盟しています。将来的にユーロが現在の基軸通貨であるドルに取って代わる第2の基軸通貨になるのではないかという期待もあります。

実際に世界の外貨準備を見ると、ユーロが誕生した1999年当初は米ドルが70%で、ユーロが18%であったものが、その10年後にはドルが60%で、ユーロが27%と着実にユーロの割合が増えています。現在、ユーロ圏に住む人の数は3000万人以上で、世界に流通しているユーロ紙幣も2006年にはドルを抜くなどユーロの価値はどんどん高まっています。

ユーロが誕生した時、一番最初に対米ドルレートで値がついたのは1ユーロ=1.1789ドルでした。その後は下落が続いて1999年の12月には1ユーロ1.0000のパリティを下回り、2000年10月には史上最安値の1ユーロ=0.8230ドルまで下がりました。その後、2007年の夏頃から表面上したサブプライムローン問題が理由でFRBが金利を下げましたが、その一方で、ECBが利上げを継続したことで2008年7月にユーロは1.6035ドルの史上最高値をつけました。


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